手放すことが真の喜びである理由とは

意識

人生の最大の喜びを守るために戦っても、それらは手から滑り落ちるように思えます。古代のヴェーダ(ヴェーダは「知識」という意味。バラモン教とヒンドゥー教の聖典)の精神的な伝統は、手放すことの喜びを教えてくれます。

追い求めるだけが幸せではない

私たちは喜びを追い求めなければならないと教えられてきました。望みを叶えるために一生懸命働けば働くほど、より多くの喜びを経験できると。しかし、自分を駆り立て、過労や人間関係の問題、その他の困難を引き起こしてしまいます。結果として、それは喜びの正反対のように感じられます。

古代のヴェーダのスピリチュアルな伝統は、喜びの追求に別のアプローチがあることを教えています。喜びは、人生の四つの目標の1つとされています。

私たちは人生を楽しむために存在しており、ただ耐え忍ぶためだけではありません。ヴェーダのアプローチでは、喜びを追求するためには二つのアプローチがあります。それは、自己制御の力を養うことと、喜びを精神的な視点で捉えることです。

自己抑制力を鍛えるには

直感に反するかもしれませんが、禁欲は人生を楽しむための手段です。欲求を制御できるほど、久しぶりにするときにより一層楽しむことができます。

例えば、バニラアイスクリームが大好きだと想像してください。数日または数週間アイスを我慢していて、久しぶりに食べたとします。久しぶりに味わうアイスはいつもよりおいしく感じるはずです。しかし、もう一つ欲しくなるかもしれません。そして、もう一つ。そして次々と。3つ目のアイスクリームにたどり着いた時には、アイスクリームの味はあまり良く感じられないかもしれません。沢山食べすぎたらお腹が痛くなってしまい、最初に楽しんだ同じアイスに嫌悪感を抱くかもしれません。

自己制御力を鍛えるためには、1週間自分にとってのご褒美を避けてみましょう。そのエネルギーを何か創造することに向けてみてください(芸術、執筆、または手で何かを作り出すなど)。創造的な表現にエネルギーを向けることで、インスピレーション、熱意、想像力、洞察力が増し、美しい芸術作品、詩、音楽の創造を持続する能力を体験することができます。自分自身から浮かび上がる、他の誰かや何かに依存しないより深い喜びの源とのつながりを感じ始めます

ヴェーダの教えによれば、喜びははあなたの内側に存在するものです。私たちは喜びを体験するためにお金やモノが必要だと考えますが、感覚を超えたより深い種類の喜びがあります。自分自身が喜びの源である高次の自己と深く繋がることで、より節度を持って楽しむことで得られる喜びを最大限に引き出すことができます。

ヴェーダの精神的な伝統は、私たちに罪悪感や恥ずかしさを感じることなく、喜びを純粋に体験できる方法を示しています。ヴェーダの伝統によれば、精神的な成長の一つの兆候は、自然に訪れる喜びに以上の欲望を抱かなくなることです。

喜びを受け入れるためには、健康的な範囲でそれを行うことが重要です。自分自身がよく考えて、制限を設定する必要があります。喜びに関する制限を設けるプロセスは、自分の楽しみに対して責任を持つということです。そうすることで、ご褒美を最大限楽しむことができます。

快楽を霊的な観点から見てみましょう

ヴェーダでは、人間の生活には四つの目標があります。それは、ドルマ(道徳)、アルタ(繁栄)、カーマ(快楽)、モクシャ(霊的解放)です。

ヴェーダの伝統は、私たちに快楽を霊的な観点から見るよう教えてくれます。「快楽は常に道徳の中に含まれ、欲望や渇望の圧力から解放されて経験されるべき」としています。

自己制御力を鍛えた後、次のステップは快楽の本質を見ることです。

「人生の霊的な法則によれば、何かを手放すほど、あなたに幸福がやってくるものなのです。」

ヴェーダの教え


ヴェーダでは、放棄の力と逆説的な側面を示す2つの例があります。1つ目は、デュルヴァーサの聖者の例です。彼は絶えず自由に食事を摂り続けているとされていますが、彼は永遠の断食者として知られています。2つ目は、クリシュナ神です。彼は多くの女性たちと時間を過ごしましたが、同時に永遠のブラフマチャリ(禁欲生活者)としても知られています。彼らはともに自分の快楽への参与を一時的なものと見ていました。

最愛のパートナーを手に入れることができ、新しい友情を楽しむことができ、そしてチョコレートケーキの一切れを喜ぶことができるようになるとき、あなたがそれらに依存しないことを知ることができるとき、それが霊的解放なのです。

私たちが望んでいた快楽の対象を手に入れた時には、その対象を失うことへの恐れが伴います。喜びは一時的なものだと思い出すことで、私たちは執着から解放されるのです。

このように快楽を霊的な視点から見ることで、あなたは自由になります。それは幸せな人生を保証し、一時的な喜びを自由に楽しむことができます。追い求めることに取り憑かれたり、何かや誰かがあるかないかで気分が良くなったり悪くなったりすることなく、充実した人生を送ることができます

快楽について考えるための質問と実践

文章を書くことは、あなたの信念を築くための強力な方法です。自己制御を実践し、快楽の一時性を見るために、以下のことについて考えてみてください。

  • あなたの頭の中で最も大きなスペースを占める欲望は何ですか?
  • 何をよく考えますか?
  • あなたが望んでいることを達成するために過剰になっていることや、そのせいでどのような悪影響が生じる可能性があるか、以下に書き出してみてください。
  • あなたの欲望を追求することで現れている傷は何ですか?快楽を追求することで回避しようとしている痛みはありますか?
  • 快楽への欲望に誘われた時に自分の制限を守る理由はなんですか?

自分が一番楽しみなものを堪能する際には、それを完全に味わってください。過去に思いを馳せたり、未来を予測したりせず、現在の瞬間に心を留めながら、この経験の儚さを思い出してください

まとめ

チョコレートケーキを食べている時やデートしている時には、その瞬間に感じる喜びに焦点を当てるようにしましょう。同時に、「これもまた過ぎ去る」と自分に思い出させることで、今を大切にすることを忘れないようにしてください。自己制御の力を養い、快楽を霊的な視点で見ることを楽しんでください!

引用

Why Letting Go Is the Key to True Pleasure | Spirituality+Health
Whenwefighttoholdontolife’sgreatestpleasures,theyoftenseemtoslipaway.TheancientVedicspiritualtraditionofferswisdomonhowtopractice…
\ この記事を書いた人 /

宇宙船に乗るのが最終目標のスピリチュアル大好きママ。UFOを探すのが日課。みなさんの心と体の健康のために、情報を発信していきます!

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