注意散漫の死、意識の誕生

シャーマニズムやネイティブ・メディスンについての大きな誤解は、スピリチュアルな領域への宇宙的なスリルライドであり、魔法のようにあなたが苦しんでいることを克服する手助けをしてくれるというものだ。

そうなることもある。しかし、旅には現実を変える儀式以外にも多くのことが含まれる。

本格的なアマゾンのヒーリングサークルでは、あなたの存在のあらゆる側面が考慮される。このようなサークルのシャーマニック・リトリートに参加する場合、入り口で自分の所有物すべてを放棄するよう求められる。

つまり、携帯電話、ノートパソコン、腕時計、宝石類、あらゆる種類の本（そう、シャーマニック・ヒーリングやエキゾチック・ハーブに関するものでさえ）は一切禁止ということだ。茅葺き屋根、ツインベッド、ハンモック、小さな荒削りの机と椅子がある。

1週間から半年の滞在をここで過ごすことになる。

ジャングルの中を一人で散歩したり、川に飛び込んだりすることもできる。しかし、起きている時間の大半は、誰からも何からも遠く離れた、この薄い網戸の囲いの中で過ごすことになる。

訪れるのはシャーマンたちだけだ。彼らは1日に1、2回やってきて、薬草を施したり、祈りを捧げたり、実際にヒーリングを行なったりする。また、森を抜けて神聖なマロカ（ジャングルの寺院）まで案内してくれ、そこでアヤワスカの儀式を行なって夜を過ごすこともある。

ヒーリングが行われるために必要な深い内面的な作業から注意をそらすような外からの刺激を取り除くことだ。

ヨギーがヴィパッサナー瞑想を用いて、何日も完全な静寂の中に座り、核心レベルで永続的な平和を見出すのと同じように、アマゾンの文化では、自然の中で隔離することで患者のエゴを解消し、直面し浄化する必要のあるあらゆる影を浮かび上がらせる。

私たちは、手っ取り早く安らぎを与えてくれるような外的なものに溺れたり、自分自身と静かに向き合い、自分の心が何を伝えたいのかに耳を傾けることから逃れようとする傾向がある。これは、薬物乱用のように外見上明らかな場合もあれば、ワーカホリズムのように微妙な場合もある。

誰もがおしゃぶりを持っているものだが、それを取り上げると、物事が現実味を帯びる傾向がある。

あなたのおしゃぶりはどんな装置、習慣、信念体系ですか？

覚えておいてほしいのは、人生のねじれを解消するのにジャングルの小屋にいる必要はないということだ。実際、この古代のあり方を日々の現実に取り入れるプロセスこそが、真の魔法がある場所なのだ。

進化した自分を妨げている根本的な思考構造を突き詰めたいなら、これらのおしゃぶりを一つ外し、心の中に何が出てくるか耳を傾けて待つだけでいい。松葉杖を取り除くと、自分の中の柔らかい場所がどこにあるのかを感じ始める。そこにあなたの個人的な仕事がある。