みなさんは上手く瞑想に集中出来なかった経験はありますか?骨盤底筋を意識するかしないかでは、瞑想の深さに影響が出てきます。そんな骨盤底筋と瞑想の深い関係性についてご紹介します。
骨盤底筋とは
骨盤底筋は骨盤底を形成する筋肉のグループで、尿道、膀胱、子宮、直腸を支える役割があります。骨盤底筋は身体のコアを形成し、姿勢やバランスの維持にも関わっています。さらに、骨盤底筋は神経系とも深く関連しており、ストレスやトラウマの影響を受けることもあります。
丹田と骨盤底筋の関係
丹田は古代中国の呼吸法や瞑想法で重要な役割を担ってきた場所で、おへその少し下に位置する骨盤の中心部にあるエネルギーの集積点です。瞑想において丹田を意識することで、呼吸や身体の感覚を使って深いリラックス状態に入り、精神的な安定を得ることができます。
丹田は骨盤底筋の近くにあり、呼吸や身体の動きを制御するための力を持っています。骨盤底筋は、丹田をサポートする重要な筋肉グループの一部であり、丹田とのバランスがとれていることが、骨盤底筋の正常な機能に不可欠であるとされています。
さらに、骨盤底筋と丹田は、呼吸と深い関係があります。骨盤底筋は、呼吸に合わせて上下に動き、丹田にエネルギーを送ります。正しい呼吸法を習得することで、骨盤底筋と丹田のバランスを改善することができます。
そのため、骨盤底筋を鍛えて丹田を意識して呼吸を行うことで、より深い瞑想をすることができるのです。
骨盤底筋の鍛え方
・引き締めエクササイズ
好きな体制になり、骨盤底筋を収縮させる→力を抜くを繰り返します。収縮するときに、肛門や膣を引き締める様に意識します。最初は10回程度から始め、徐々に回数を増やしていきます。どこでも簡単にできるので、仕事中や電車で座っているときなどにもやってみてください。
・スクワット
- 足を肩幅より少し広めに開き、つま先を外側に向けて立ちます。
- 背筋を伸ばし、お尻を突き出すようにして腰を落とします。
- 膝を曲げ、太ももが地面と平行になるまで下がります。
- 骨盤底筋を意識しながら、力を込めて足を踏み付けます。
- 背筋を伸ばしたまま、膝を伸ばして立ち上がります。
注意点:
- 膝がつま先より前に出ないように注意してください。
- 膝を外側に向けたり、内側に向けたりしないようにしてください。
- 腰を落としすぎないようにし、背筋を伸ばしたまま行いましょう。
- 初めての場合は、軽い重量で行い、徐々に負荷を増やしていきます。
深い瞑想をする方法
- 音楽: リラックスできる音楽をかけます。
- 座る: 床や座布団に座り、背筋を伸ばして腰を下ろします。
- 手の置き方: 手のひらを下にして膝の上に置き、指を伸ばしてリラックスした状態にします。
- 姿勢: 頭を少し前に倒し、首の後ろの筋肉をリラックスさせます。目を閉じ、鼻から空気を吸って口からゆっくり細く長く吐き出します。
- 丹田に意識を向ける: 呼吸に集中し、息を静かに流れるように感じます。その後、丹田の領域(おへそから少し下)に意識を向けます。そこに集中し、呼吸が丹田に沿って行き来するのを感じます。
- 瞑想を続ける: 呼吸と丹田に注意を払いながら、10〜20分間瞑想を続けます。思考が頭の中に浮かんでも、ただ観察し、流れに身を任せます。
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まとめ
骨盤底筋を鍛えることで、瞑想をより効果的に行うことができます。自分と向き合うことで健康的な身体と精神のバランスを保つことができるようになるのです。
普段瞑想をしてもあまり集中できないという方は、骨盤底筋を鍛えて丹田を意識した瞑想をしてみてください。より深い瞑想ができるようになるでしょう。
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